裁判所へ行ってきました。
裁判を傍聴しに行ってきたんですよ。
覚せい剤取締法違反の事件。 傍聴人席が20席しかないような小さい法廷なもんだから、横に被告人のご両親が座ってて、そこから気まずかった。 単純な事件だから、淡々と裁判は進んでいくし判決の相場はもう見えてるのに、横に座ったお母さんは覗き込むように見つめてる。情状証人として証言する父親は「勘当しようと考えたけれど、見放したらこの子はもっと悪くなる。」俯き、手をしきりに握りなおす被告人。 タメ語で厳しく被告人を追及する検察が悪役に見える。いや、タメ語がいかんのだけどさ。 検察が2年6月を求刑して、裁判は終わった。次回判決。 何時間も経ってるかと思ったら、これで1時間・・・ハードだった。 犯罪は悪ですよ。 検察が求刑のときに言ったのと同じように「前科があって・・・中毒で・・・更生は難しい」って思ったさ。でもね、これだけ被告人のことを想ってる人がいるのを見ると、何とかして直って欲しい。そう思わずにはいられなかったです。 行けば必ず修羅場や人間ドラマが見れるって訳じゃないけど、興味深いものは見れるので、一回行ってみると良いさ。 あー、そういえば修羅場。今日イッコだけ傍聴人の抽選してた裁判、「組織犯罪対策法」絡みの裁判だったな・・・。オス。お勤めご苦労様ッス・・・。 |