Luang Prabang, Laos
スピードボートは強烈だった。
トヨタ製16バルブのエンジンが真後ろで唸る。 声は耳元で怒鳴らないと聞こえず、姿勢はずっと体育座りだ。 そんな状態で6時間、ボートはメコンを疾る。 そして着いたラオス第二の都市、ルアンプラバン。 チェンライよりさらにのんびりしたこの街は、長居したくなる街です。 ナイトマーケットでものを売っている人たちは、 横にいる顔馴染みと楽しそうに話しながら商売をしていて、 日本のそれとは違う、自然な笑顔で心を和ませます。 何十年も前に母がラオスに住んでいた、という話を聞いたことがあって、 ラオスとは縁があるような気がします。 |